無為自然

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エベレスト街道トレッキング No.6

詳細スケジュールはこちら

 

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タンボジェ(Tyangboche 3867m)→ショマレ(SOMARE)→ディンボジェ(Dingboche 4350m)

 

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朝ご飯にベジヌードルを食べ、タンボジェを出発する。

 

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今日はタムセルクもきれいに見れる。(中央右側の幅広い雪山がタムセルク)

 

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今日も道はカチコチに凍っている。ガイドはアイゼンつけていないがなぜか滑らない。重心のかけ方の違い?

 

 

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ところどころでアマダプラムやイムジャ・コーラの川が見える。

  

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背後の風景 イムジャ・コーラの川

 

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仏塔とアマダプラム

 

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マニ石 

 

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アマダプラム

 

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 食事中のヤク

 

 

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3時間ぐらい歩き、ショマレで昼ご飯を食べる。ここのシェルパシチューだけはトレッキング道中で唯一美味しくなかった。置いてあった醤油を入れても微妙でどうにもできなかった。ジャガイモが黒くくすんでいたので腐りかけていた?

  

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 木がなくなってきた。

 

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ディンボジェ直前で吹雪いてきて10度ぐらいあった気温が-10度ぐらいに下がるも、なんとかディンボジェ到着。宿の部屋はどこもこんな感じ。寒いので、ベッドの上に寝袋敷いて、中に湯たんぽとカイロを入れて寝ていた。

 

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天候も少し落ち着いたので、高度順応のために小高い丘に登る。登るとまた吹雪いてきてしまい急いで戻る。寝る前に熱測ったら37度の熱が出ていた。あまり無理してはいけない。

 

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ストーブの燃料は薪とヤクの糞。

 

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 宿ではエベレストビューホテルで出会った日本人の方と会い、色々と話す。

宿のお婆さんが面白い人でネパールの数字を教えてもらったりする。お婆さんは過去に日本人の宿泊客に叩きこまれたのか日本の数字を10まで完璧に知っていた。晩御飯はベジダルバート

エベレスト街道トレッキング No.5

 

詳細スケジュールはこちら

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ナムチェ(Nmache 3440m)→プンギテンガ(Phungi thenga 3250m)→タンボジェ(Tengboche 3867m)

 

朝は1/1ということもあり、博物館前から日の出が見れないかと思い、急いで向かう。曇っているのもあり、少し空が赤く焼けるのが見える程度であった。晴れてても山に隠れて、綺麗な日の出は見れないかも。

 

ナムチェの宿でアルパインツアーの方々に見送られて先を進む。アルパインツアーの方々はルクラまで戻られるとのこと。ここから先は日本人は少なかった。

ナムチェからキャンヅマまでは天気が良ければ、エベレストも見れ眺望の良いコースなのだが残念ながら今日は曇りで先の方の山までは見れなかった。アマダプラム、カンテガはきれいに見れた。

 

キャンヅマあたりでほぼ道が凍っていて、滑りっぱなしだったのでついに簡易アイゼンを付けることにした。簡易アイゼンをつけると氷の上でもスイスイ進めるので楽しい。

 

谷底のプンギテンガでアイランドピーク(6198m)を登頂してきた日本人の夫婦に出会う。天候が崩れそうだったので高度順応1日飛ばして登って来たそうで、頂上からは周辺の山々を一望できたらしい。うらやましい。ガイドもこなれている感じの人だった。

 プンギテンガで昼食を取り、ここから約600m登る。登坂にテンションが上がってしまい、ペース気にせず一気に登り、3867mのタンボジェに到着する。

タンボジェには大きな寺があり、これを見に来る人もいるようだ。

 

タンボジェでは高度順応のために、宿に着いてから近くの丘に登る。丘の上に小さい仏塔があり、村全体を見回せて良い感じ。

 夜はゴラクシェプから1日でタンボジェまで降りてきた方とダイニングのストーブで少し話す。ガイド、ポーターの3人のパーティーのようで、ルクラの飛行機の日程まで時間がなく急いで戻られるとのこと。タフな人たちがたくさんいて驚く。

 

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出発時は約-5度

 

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道の所々に仏塔がある

 

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アマダプラム

 

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ゾッキョ(ヤクと雄の牛をかけたものらしい)

 

f:id:brown-lizard:20200329153316j:plain昼食を食べたプンギテンガのレストラン(薪のキッチンが良い感じ)

 

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プンギテンガ ここからタンボジェまで一気に登る

 

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確かカンテガ

 

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タンボジェの宿

 

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ダイニング 夜はストーブを囲んで暖をとる


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丘の上の仏塔

 

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ベジダルバート

 

 

 

エベレスト街道トレッキング No.4

 ナムチェ高度順応日

この日は高度順応日でナムチェ周辺を歩く。

行ったところはサガルマータ国立公園博物館、エベレストビューホテル、クムジュン村。

村から15分程度の場所にある博物館前でもエベレストは見れる。

 

エベレストビューホテルの方がアマダプラムもきれいに見える。値段は高いがチャイを飲みながら絶景を見れる。アマダプラムが本当に美しい。ここから、カラパタールまで要所要所でアマダプラムを見ることができ、角度で形が大きく異なる。

このホテルを建てた方(宮原巍さん)が最近亡くなったという情報をガイドやお茶を入れてくれたレストランのスタッフから聞く(スタッフは日本語話してました)。当時は多くのネパール人がこのホテルの建設に働いたとのこと。

 

この時に日本人二名と西遊ネパールのガイドの方と一緒にチャイを飲む。一人は私を同じルート、一人はクンデ山の方に少し行って帰るとのこと。クンデ山に行かれる方はネパールが好きで何度も来ているとのこと。

  チャイを飲み終わり、雪道をせっせと降りてクムジュン村へ行き、昼ご飯を食べナムチェに戻る。クムジュンは寺が閉まっていたりと、特に他にすることはなかった。まぁ良い高度順応にはなった。

 ナムチェで湯たんぽ用のボトルを買う(これはアドバイスの通り、確かに必須だった)。

宿の夕食時にアルパインツアーの方々(全員女性)と少し話す。皆さん元気で圧倒されてしまった。

 

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シェルパシチュー

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エベレスト、アマダプラム サガルマータ国立公園博物館より

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手前の丘の反対側にエベレストビューホテルがある 博物館前からの写真

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エベレストビューホテル

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エベレストビューホテルより アマダプラム(右側)が良く見える。エベレストは中央の傘の様な雲がかかっている左側の頂。エベレストの下のなだらかな山がヌプツェ(7864m)。傘のような雲がかかっている右側の山がローツェ(8516m)。このサイトの方のスライドが分かりやすいです。

 

 

 

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クムジュン村

 

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ナムチェに戻ってきた


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ナムチェも雪が残っている。このあたりで滑って、氷で手を切った。街中でもせめて手袋はしないとね。

エベレスト街道トレッキング No.3

 

全スケジュールは下記参照

 

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パクディン→ナムチェ

8:30パクディン出発、10:40 チケットセンターで3000ルピー払う。11:15 ジュルサレで昼食。なんとか15時にナムチェ到着。

 急に大きな村(ナムチェ)が視界に現れて感動した。村の東側にタムセルクが見え、夕日に照らされると美しい。

予約していたAD Friendship Lodgeに宿泊する。冬休みもあってか、ざっくり30人弱の宿泊者は、ほぼ日本人であった。内20名ぐらいはアルパインツアーの団体さんだった。

夜一緒になった日本人の方から宮之浦岳屋久島)やアメリカのジョンミューアトレイルが良いとお勧めされる。ヨセミテから行くらしい。楽しそう。

タイ駐在の方がいて1日でナムチェまで登ってきたらしい。ガーミンの時計をされていてタイム、標高が記録されているようだった。タイは毎週マラソンがあって参加しているとのこと。新型コロナウイルスが落ち着いたら、タイもまた行きたい。

 

ナムチェもこの時期は寒く、離れの部屋は水道水が凍っていて機能せず。追加料金でホットシャワーを浴びさせてもらった。トイレを流す水は桶に入ってあった。山の生活は大変だな。

 

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タムセルクが見えた! 撮影場所はチュモアの1時間前あたり

 

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ジョルサレ手前のサガルマータ国立公園のチケットチェック

 

 

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ナムチェ手前の橋 ここからののぼりがきつい。

 

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少しエベレストが見えた
 

 

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ナムチェ到着 クンビラの頂が少しでている。

 

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水力 マニ車

 

 

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宿到着。ガイドさん。

 

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宿のAng Dorjeeさんと三浦さんの写真

 

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夕日で光るタムセルク

 

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ダルバート

 

 

 

エベレスト街道トレッキング (No.2) Everest trekking

 

 

 

行程

 関空カトマンズ→ルクラ→パクディン(詳細は下記参照)

 

ikkuwojisurunisikazu.hatenablog.com

  

関空カトマンズ

 

関空からカトマンズへ向かう。関空カトマンズの直行便があると知ったのが今回エベレストトレッキングに行った理由の一つ。機内はネパール人や日本人でほぼ満席であった。機内食はまぁまぁ。機内ではきれいな液晶画面があり、映画もそこそこ豊富にあった。一度見てみたかった”バーフバリ 王の凱旋”を見た。ずっと戦っていて、インド映画あるある転生(生き逃れた子供が死んだ主人公そっくり)や踊りありでまぁまぁ楽しめた。

 

カトマンズ空港は夜着で、タメル地区まで行くのは面倒なので、空港近くの最近流行り(落ち目?)のOYO HOTELに泊まる。空港から15分ぐらい歩いて到着(思ったより遠かった)。大通りから曲がるところを間違えて迷っていたところを現地の人が親切に教えてくれた。ニューデリーならそのまま悪徳旅行会社行きだっただろう。

 

宿はホットシャワー出ず、水も少し色がついていて、風呂に入るのは諦めた。(もしかすると流し続けたらお湯が出たかもしれない)。

 

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ネパール航空 確かA330 関空から

 

 

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関空 飛行機搭乗

 

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ネパール航空 機内食

 

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トリブバン国際空港到着

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カトマンズ 宿泊した宿(翌日撮影)

 

カトマンズ→ルクラ→パクディン

 

 トリブバン空港 国内線のターミナルは国際線ターミナルから少し離れていて(ターミナル間は徒歩10分ぐらいの記憶)朝、ホテルから30分ほど歩く。飛行機の時間大丈夫かと少し不安になったが、全く問題なく3時間遅延で出発。

 飛行機はTARA-AIRでしっかりした機体だった。ほぼ揺れなかった。行きは座席左側の方がヒマラヤの山並みが見れてきれいなのだが日本人団体客に陣取られて取れず。ただ前の方の席に座っていたので、コックピットが見れて、前の窓からエベレスト、ルクラの滑走路も見れて満足。特に問題なく着陸も成功した。

 ルクラのナマステロッジで宿のお姉さんにガイドを探してもらい、ガイドさんが12日間の旅支度をしている間に初シェルパシチューを食べる。240ドルの内、事前金の150ドルをガイドさんに渡し出発。ガイドさんは合わなかったらどうしようかと思っていたが、とても紳士的でしっかりしたガイドで安心した。時間もしっかり守るし、食事の時はオーダーをしっかりとってくれるし、英語も自分より上手いし、想像以上に快適にトレッキングができた。

 飛行機の出発が遅延したため、パクディンで一泊することになった。パクディンまでの道でタルチョやマニ車、マニ石が出てきてテンションが上がる。

 初日は特に苦もなく宿に到着。SHERPA GUIDE LODGEはエベレスト街道の全行程で一番きれいな宿だった。ホットシャワーも無料で使える。どっちか片方のノズルを5分ほど回しっぱにしておくと熱々のお湯が出る。(ソーラーで温めているので晴れの日しかお湯はでない)

 夜はエベレストBCから帰ってきたオーストラリア人の方とインドのバンガロールからきた夫婦と薪ストーブ囲みながら色々話す。オーストラリア人の方は友達と来たが友達はロブチェで高山病になり、ヘリで運ばれたらしい。色々高山病対策のアドバイスをくれる度に、やらなかったらyou dieと冗談を言われて皆で笑っていた。

 インド人の夫婦はエベレストビューホテルに宿泊して帰るとのことだった。インド人の夫からは鈴鹿サーキットについて色々聞かれた。F1のファンらしい。バンガロールは交通渋滞が大変らしい。バンガロールもいつか行ってみたいな。

 なぜかネパール人とインド人の英語はだいたい聞き取れるのだがオーストラリア人の英語があまり聞き取れず苦戦した。dayをダイと発音する国だからなのか、慣れてないからなのか、この時に帰国したらDMM英会話ネイティブプランで鍛えようと思った。

 

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空港 セキュリティチェック前

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空港待合室 遅延で混雑

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一番左の少し雲がある頂がエベレスト 飛行機から

 

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コックピット

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ルクラ 着陸直前

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ルクラ到着

 

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標高低いところはヤクではなく、馬やロバを使うらしい。

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タルチョ、マニ石

 

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マニ車

 

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マニ車小屋

 

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宿前のマニ石 Simple Living High Thinking

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パクディンの宿

 

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宿の中。薪ストーブがいい感じ。宿内はできたばかりなのかとてもきれい。

 

エベレスト街道トレッキング 総括(No.1) Everest trekking

 

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エベレストビューホテルから

 

 2020年1月(冬休み中)にエベレスト街道トレッキングに行ってきました。

 ネパール仏教のタルチョやマントラが至る所にあり、4000mを超すと人の数が減りブレスオブワイルド(ゼルダ)で出てきそうな平原や雪原が出てきて、テンションが上がりました。

 寒いときは-20度の温度、平常時の心拍数140回/分、血中酸素濃度65%まで下がる場面もありましたが、なんとか生きて帰ってこれました。

スケジュール概要

  

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カトマンズルクラ間の飛行機は遅延はあったもののその日に飛んでくれました。

トレッキング初日のルクラからはチョモレまで行く予定でしたが、着いたのが12時半でしたので、パクディンまで1泊してナムチェまで向かいました。

当初予定ではゴラクシェプからカラパタールに行く予定でしたが、時間があり天候も持ってくれたため先にエベレストべースキャンプ(以下E.B.C)に行きました。

帰りはペリチェ、ナムチェ、パクディン泊で帰りました。帰りは到着が16,17時でぎりぎりのペースでした。

 

上記以外はだいたい予定通りのスケジュールで進めました。

 

費用

・両替した費用

 両替1回目:30,000円:約250ドル(レート失念) @関空

 両替2回目:60,000円:60,840ネパールルピー(レート1.0140) @カトマンズ空港

 両替3回目:10,000円:95,00ネパールルピー(レート0.95)   @ルクラ

 両替4回目:10,000円:10,130ネパールルピー(レート1.013)  @タメル地区

 

ルクラでも日本円で両替できました(2020年1月情報)。ドルも持っていたのですが、お店等で払うときはドル払いは嫌がられました。ネパールルピーで払ってくれとのこと。

 

・クレジット払い

 カシミヤのショール(妻へのお土産)(Nature Knit) : 6,221円

 カトマンズ宿(NOBULINKA BPUTIQUE HOTEL) : 10,774円 

 

帰りの飛行機に搭乗するときの財布の残りの中身が300ルピー程度であったため、上記の両替費用とクレジット払いの総額(約12.7万円)がネパールで支払った金額です(航空券代は別)。

 

・ガイド費用(12日間)(両替したお金で支払い)

  240ドル(1日20ドル)+チップ(10ドル+10000ルピー)

チップは6日間で5000ルピーぐらいであれば妥当と、途中会った別のガイドの人に聞いたので、それを参考に払いました。特に文句も言われなかったので妥当かちょっと多いぐらいだと思います。1日20ドルはAng Dorjeeさんから事前に聞いていた金額と一致していました。

 

・航空券代(合計 約14.5万)

 関空カトマンズ(Nepal Air)  : 38,680円

 カトマンズ関空(Cathay Pacific) : 64,177 ネパールルピー

 カトマンズ↔ルクラ(Tara Air) : 380USドル(41,899円) 

 

 2020年以降に関空カトマンズのネパール航空の直行便は廃止になるという噂です。成田からの直行便は2020年3月2日に開始したようです。

 

・入山料

 2020年1月時点はTIMS許可証は不要でした。

 私が払ったのは下記2回でした。ガイドがいれば全部やってくれます。

 ①Tourism Fee 場所はルクラ、金額は2000ルピー

 ②NAtional Park Entrance 場所はジョルサレ手前のチェックポイント 金額は3000ルピー

 

 

飛行機予約

関空カトマンズ間は航空会社のサイト(ネパール航空、キャセイパシフィック)で直接購入しました。カトマンズ↔ルクラ(Tara Air)は西遊ネパールに依頼しました。自分でも予約できるかもしれませんが、方法がわかりませんでした。

飛行機の席数も限られているので、行くと決めたら早めに予約した方が良いと思います。おそらく新しい安全な飛行機から席も埋まっていくと思われます。

 

 

ルクラにあるテンジン・ヒラリー空港は"変わりやすい天候、滑走路全長は527mしかなく、世界で最も高度な操縦技術が要求される空港の1つである。(by Wikipwdia)"ともあり、他空港と比較すると死亡事故も頻繁に起きている世界一危険な空港の一つなので、それなりの覚悟で乗るのが良いと思います。

ja.wikipedia.org

 

 

ルクラ テンジン・ヒラリー空港の滑走路 着陸直前(ほぼ着陸時に事故が起きているのでここが正念場)

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ルクラ 飛行機とヌプラ(5,885m)

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(参考)ネパール航空 E-ticket来ない

 ネパール航空のHPから自分で予約をしたのですが、支払い完了のメールは来るもE-ticketが来ませんでした。

サポートのメールアドレスに連絡するも音沙汰なく、大阪の事務所のアドレスに連絡すると対応してくれました。システムエラーだったとのことでした。

 

装備

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装備(ぐちゃぐちゃですみません)

 

バックパック:CHA CHA PACK 45l モンベル

軽パック:EX PED

寝袋:Alpine Down Hugger 800 #3 モンベル

手袋1:ドライテックレイングローブ(薄手)

手袋2:パウダーグローブ(厚手)

帽子1:フリース帽子 モンベル

帽子2:日よけ用帽子 モンベル

軽アイゼン:コンパクトスノースパイク モンベル

靴1:ラップランドブーツ ワイド

靴2:スリッポン

靴下:厚手2枚 モンベル

下着:3枚

ズボン1:厚手

ズボン2:薄手

ズボン3:ストームクルーザー パンツ モンベル

インナーパンツ: SUPER MERINO WOOL アンダーウェア 中厚手

アウター1:ウルトラライトダウンボリュームジャケット ユニクロ 

アウター2:ブロックテックパーカ ユニクロ 

アウター3:ストームクルーザー ジャケット モンベル 

フリース: CRAMEECE モンベル

インナー1: SUPER MERINO WOOL アンダーウェア 厚手

インナー2: ヒートテック ユニクロ

バラクラバ1:ZEO-LINE 薄手

バラクラバ2: SUPER MERINO WOOL 厚手

ヘッドライト:コンパクトヘッドランプ モンベル

血中酸素濃度計:OX-200 Dretec製(AMAZONで購入) 

サングラス:オーバーグラス OG6-005 SWANS

温度計:エンペックス 温度計 サーモマックス50 ブラック FG-5152

SIMカード : N-cell製を空港で購入

薬:ダイアモックス(高山病用)、アセトアミノフェン(テング熱用)

その他:マスク、歯磨き粉、石鹸(環境に良いもの)、アミノバイタル、除菌ティッシュ、カイロたくさん、トイレットペーパー、タオル2枚、バンドエイド、水筒、地球の歩き方(ネパール)、アイマスク、コンタクト、眼鏡、キンドルオアシス、温度計、チョコレートなど。

ナムチェで買った装備:湯たんぽ用ボトル

保険:損保ジャパン

タルチョ:ラダックで買ったもので、余っていたのでカラパタールに掲げてきました。

 

------装備メモ

-寝袋

外は寒いと-20度以下、小屋の中は寒くて-10度程度でした。#3だと少し温度足りないのですが、小屋の毛布を使い、ダウンを着こんで、湯たんぽを使えば、なんとか耐えれました。

 

--服

ロブチェ→ゴラクシェプの朝出発時の3時間程度、吹雪いていて-20度近くになりましたが、靴下、手袋2重、服も持っている物4重にして耐えました。それでも指先と足先が寒いです。(特に凍傷などにはなりませんでした)

 

--血中酸素濃度計

他のブログで高山病で頭おかしくなっている人がいた等の情報を見て、怖くなって購入。あると自分の状態が分かるので幾分気分が楽です。深呼吸したり音楽聞いてリラックスすると血中酸素濃度や心拍数が回復するのが見れて面白かったです。

 

-SIM

N-cellのSIMはあと0MBですというメールが来るのですが、設定→モバイル通信で確認できる使用容量が本当の容量なので気にせず使用しましょう。(iphoneの場合)

 

 -アイゼン

アイゼンなかったら頭打って死んでいました。道中日の当たらない部分はほぼ凍っていました。ナムチェの手前でアイゼンつけていないポーターが滑って谷底に荷物を落としていました。。本人は無事で荷物を谷底から上にあげてましたが。。

そこまで斜度のきつい道がないため、軽アイゼンで問題なかったです。靴につけるのが少し面倒ですが。

 

-ダイアモックス

大阪梅田の太融寺町谷口医院で事前に買っておきました。10錠で2000円程度だったと記憶しています。ついでにテング熱病の薬(アセトアミノフェン)もくれました。(カトマンズで少し流行っているとのこと)

 

-保険:保険は入った方が良いと思います。ただ保険の規約でアイゼンなど専用装備を使用すると適用除外の場合があるらしいので、規約を読んでおきましょう。

 

-総重量:10.6kgでした。

 少し重いです。ディンボジェ以降は寝袋や服をガイドに持ってもらいました。

 

ガイド

ガイドはルクラのナマステロッジで当日依頼しました。ここは賭けでした。

当初ナムチェでAng Dorjeeさんに依頼予定でしたが、ナムチェにこの時期ガイドがおらず、ルクラにいるので、ルクラで探してくれと事前にメールで連絡がありました。他のブログでナマステロッジでガイドを当日依頼したという記事があったのでそれも参考にしました。

 

当日、宿のお姉さんが何度も電話をかけてくれて、ガイドが見つかりました。12日間のトレッキングの準備を30分でしてもらい出発しました。

宿の名刺を下記にアップします。(GoogleMapに記載のアドレスに事前に連絡しましたが応答ありませんでした。下記であれば応答あると思います)

  

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ナマステロッジ名刺

 

 道中会った日本人の方は西遊旅行のネパール人のガイド(日本語ペラペラ)、ポーターの3人で登られてました。毎日ガイドさんの血中酸素濃度チェックしてもらっていたり、ポーターさんに酸素ボンベを運んでもらったりしていたので、お金余裕あるなら西遊旅行に依頼するのが間違いないと思います。途中途中で見かけたのですが、ガイドの方のペース配分が上手く、寺院や風習について詳細に説明されていたり至れり尽くせりの様子でした。スケジュールは飛行機の日程含めて、ほぼ私と同じでした。

 

色々な人からもらったアドバイス

 道中色々な人からアドバイスをもらいました。

 

道中のゴラクシェプから帰ってきたオーストラリア人から

  • 予防のためにダイアモックスは1日半錠飲むこと
  • 冬はスパイク必須
  • 肉はやめとけ(脂分多い場合、消化に悪いからでしょうか。理由は分からなかったです)
  • 重い荷物はうっ血して高山病になりやすいから、極力ガイドに荷物は持ってもらった方が良い。
  • 電池関係はシュラフの中に入れておく。低温でバッテリーすぐに切れる。
  • 夕食後2時間は宿のストーブにあたって温まる。

 

ナムチェ宿(A.D Freindship Lodge)のオーナーのAng Dorjeeさんから

  • 脂っこい消化に悪いものは食べない方が良い
  • 街に着いたらすぐ横にならず、濡れた服を乾かし、少し小高い丘に登って高度順応する。肺が活性化され、高山病抑えられる。
  • 歌いながら歩けるぐらいのスピードで歩く
  • ミネラルウォーターは喉がやられるのでボイルした水を飲むようにする

 Ang Dorjeeさんは三浦さんや田部井さんの知り合いのようです。事前に地球の歩き方に記載のアドレスにメールしたらすぐ返信くれて、しっかりした人でした。

 

 

西遊ネパールの担当(現地駐在日本人)の方から

  • 簡易アイゼンが必要

西遊ネパールには航空券をお願いしただけですが、10個ぐらい質問して丁寧に回答いただけました。感謝です。

 

 

 

槍ヶ岳 登山 2019 9/13-9/15

 

 

1.スケジュール

2019年 9/13-9/15に急遽休みが取れたので、槍ヶ岳に登山に行ってきました。

参考メモを記載します。

 

9/13(金)

新大阪発(16:40) → 名古屋着(18:30) →  名古屋発(17:40) → 松本着(19:45)

アルプラザホテル泊

9/14(土)

起床(4:00) → 長野駅前バス停(5:00) →  長野駅前バス発(5:30) → 上高地着(7:00) → 槍澤ロッジ(11:00) → 槍ヶ岳山荘(14:50) → 槍ヶ岳頂上(17:07)

槍ヶ岳山荘泊

9/15(日)

起床(5:00) → 朝食(5:30) →  山荘出発(6:20) → 飛騨乗越(6:35) → 槍平小屋(8:40) → 穂高平小屋(11:21) → 新穂高ロープーウェイ着(12:10) → 新穂高ロープーウェイからバス出発(14:55) → 高山到着(15:38) → 高山駅出発(16:36) → 名古屋着(19:06) → 名古屋発(21:13)  → 新大阪着(22:03) → 帰宅

 

2.メモ

行きは上高地コースで、帰りは新穂高(右俣)コースを選びました。

長野駅前からのバスは連休え人が多いのを予測してか2台きました。

槍ヶ岳からの下りは足がガタガタで、良く転びました。

時間があり、体力に自信がなければ、槍ヶ岳山荘のホームページにも記載あるように登りの上高地コースは2日かけた方が良いでしょう。(参考ですが、私は登山時34歳で、20代時はウルトラマラソン60km完走するぐらいの体力と足腰の強さです。今は半年に1回登山する程度)

 

天気は快晴で、槍ヶ岳山荘から夕方から雲海に槍ヶ岳ブロッケン現象が見え、夜は雲海に満月、朝は遠くに富士山、雲海から日の出が見えました。一生忘れない光景になりました。

3連休の1日目で槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳往復に約  2時間かかりました。(渋滞が原因)槍ヶ岳山荘も混み合っていて、1畳に1人以下のスペースで寝ました。

帰りは、温泉に入り、高山から電車に乗り、名古屋の熱田蓬莱館でひつまぶしを食べ、熱田神宮でお参りして帰りました。

 

3.写真

 

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播隆上人像 松本駅


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  上高地バスターミナル

 

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 上高地

 

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 きのこ

 


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明神~徳沢当たり


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横尾ロッジ

 

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槍澤ロッジ


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槍澤ロッジ~大曲あたり


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 槍澤ロッジ~大曲あたり

 

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 槍ヶ岳見える


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 山荘到着

 

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影槍 ブロッケン現象(影槍を中心に薄く丸い虹が出ている)

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夕暮れ 

 

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 夜 満月

 

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朝焼け 

 

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 富士山

 

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 日の出

 

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寝床 狭い、、


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山荘出発


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鳥 

 

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上高地コース側の眺望

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新穂高(右俣)コース側


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槍平小屋テントサイト


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新穂高温泉バスターミナル着


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温泉


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高山着


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熱田蓬莱軒