無為自然

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北京•桂林 2019年GW [後半 桂林]

 

 

前半はこちら

ikkuwojisurunisikazu.hatenablog.com

 

 

桂林・陽朔の行程マップ 

www.google.com

 

阳朔七仙峰茶园、相公山景区はグーグルマップでは正確に出なかったので自分でピンを打った。(百度地図は正しい位置が出てたので、正確に知りたいなら百度地図で検索した方が良い。)

 

1日目

 

宿(Zen Tea House(桂林船舎茶椐精品客桟))到着

 空港からは確かタクシーで宿に向かったと思う。

 

宿の茶器が良かった。鉄観音ティーパックが置いてあった。

窓側が高くなっていてお茶ができて良い感じ。宿の前は漓江の一部が分離した川が流れている。

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ここにも猫がいた。(陽朔から戻って泊まった時に撮った。)

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橋を渡って、中心地までブラブラ。宿から中心地までは約2.5kmで30分ほど歩きます。宿の人にタクシー(Uber的なやつ)を呼んでもらったのですが、渋滞で来ませんでした。

道はeBikeであふれかえっていました。中国の大都市では大気汚染対策で原付は禁止されていて、桂林も禁止されているらしい。(後日参加したツアーのガイドに聞いた)

 

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米粉

宿から歩いて 中心地に行き、有名なビーフン(米粉麺)の店に行く。あっさりしていて旨い。中国メシは基本ハズレがない。

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中心部は人多かったです。若い人が多かった気がする。

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中心地の公園にある日月双塔

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象山

そのあと、宿の人に教えてもらったビエナホテルの6Fのカフェで象山を見ながらケーキ・菊茶を楽しむ。

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青く光っているのが象山

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2日目

 

桂林→陽朔 リバークルーズ

リバークルーズは日本から宿に依頼して予約しておいた。宿のマージン、ピックアップ、昼飯を入れて二人で490元。

8時にピックアップが宿に来たのでバスに乗り込む。陽朔は桂林から南に40kmほど下ったところにある町。日本人が思い浮かべる桂林の風景が見れるところだ。

乗り込む船

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 あとはこのまま漓江を陽朔まで南下していく。

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20元札の絵になっているところ。ちょっと霧がかかっていて良い感じ。

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船から降りて、陽朔到着

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ここから宿まではタクシーで向かう。乗ったのは良いものの、宿の直前で自然保護区か何かで車が入れず、そこからは巡回している大きい電動リアカーに乗って宿まで向かった。

宿到着(Yangshuo Mountain Nest Hotel紅楼夢))

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陽朔の中心部から離れていて、静かで自然豊かでとても快適でした。レストランのメシとお茶もとても美味しかった。

 

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部屋からの風景。

 

f:id:brown-lizard:20201206190413j:plain部屋のベランダ。ここでぐうたら、お茶を飲みながら本や漫画を読んで過ごす。

 

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宿の最上階のレストランで頼んだラカンカ茶。砂糖が入っていないのに甘くておいしい。

 

自転車で月亮山近くへ

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せっかく晴れていて、自分は元気だったので宿の自転車を借りて、ブラブラサイクリングしてきた。(手前の人がなぜ人民服着ているのかは不明。最近の若い女性の流行りのファッション?)

 

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月亮山近くの川。有名なスポットらしい。 

 

 

3日目

次の日は妻をeBikeの後ろに乗せて月亮山近くにへ行って登る。eBikeは宿の人に依頼すると、どこかに電話してくれて、業者がトラックに積んで持ってきてくれた。宿から月亮山までは5kmぐらいなのだが、アップダウンが激しいので妻にはしんどい。ほとんどの人がeBike使っていた。電池はレストランで充電してもらえる。 坂道も一応ちゃんと登れた。 

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途中ののどかな風景。

 

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きれいに穴が開いているのが月亮山。

 

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一応、上まで登った。往復1時間もかからなかったと思う。


金水岩景区鍾乳洞

月亮山近くの鍾乳洞にも行ってみた。 (二人で230元。中国はどこも入場料が結構高い。)

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 宿に帰ってからはベランダでぐーたらしていた。

 

ビール魚

 そして、宿に帰ってお待ちかねのビール魚(たしか前日要予約だった)。臭みが全然なくて美味しかった。

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ラカンカ茶と白酒。

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4日目

陽朔→桂林 車をチャーター

 

車をチャーターして桂林へ戻る。もともと陽朔の中心地まで戻ってバスで帰る予定だったが、雨も降っていたし、茶畑にも行けたし、チャーターして良かったと思う。(価格はメモが残っていないのだが、二人で1万円ぐらいだったと記憶している。)

 

阳朔七仙峰茶园

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その場で色々試飲させてくれる。

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茶畑をぶらぶらできる。ちょっと霧がかっていて残念。

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相公山景区

 

ここは興坪(シンピン)の対岸側の山の上。

ここから下ってきた川を眺められる。霧がかっていて神秘的だが、雨も降ってきて早々に退散した。

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・桂林 ローカルフードツアー(宿主催)

桂林に戻って、桂林初日と同じZen Tea House(桂林船舎茶椐精品客桟)に元ってきた。戻ってくるなり、宿の人にローカルフードツアーに行かないかいと誘われ、参加する。ポルトガル人の女性と我々二人の合計三人で行った。

ガイドは英語ペラペラで色々と桂林について詳しく聞くことができた。(私は半分くらいしか理解できなかったので、後から妻に詳細聞いた)

宿の若い人たちは桂林の大学生のバイトのようで、ここで外国人相手に英語の勉強をしているようだ。

 

桂林は上海や香港より収入がとても低いので、外からの人の流入があまりなく、さらに一人っ子政策で子供が少ないので、桂林の同学年の人はほぼ全部知り合いで良くパーティーをしているとか。

 

昔から桂林は自然豊かで神様より良い暮らしをしているという方言があるらしく、気に入っている人もいるとのこと。

 

テンセントなどの中国企業の話を色々したが、初めテンセントと英語で言っても通じなかった。wechatと言ってようやく伝わった。中国内では中国語名 Téngxùnと言わないと通じないようだ。

 

海天豚粉というローカルフード

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地元民が昔から使っていたジュース屋。味はまぁまぁ。

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おでん的な料理

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茶葉の店 

ここはツアーが終わってから、自分たちで行った。桂林の大通りにあった。

ここの店の主人の机がとても良かった。龍の頭が彫られていて、とてもかっこよい。先祖代々の机で、先祖が住んでいた山の大木で作った机らしい。もし大金持ちになったらこんな机で雲南の良いプーアル茶を毎日飲みたい。


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プーアル茶と一緒に”小青柑”(陳皮プーアル、小さいミカンの中身をくりぬき、その中に普洱茶葉を入れたもの)もつけるからと言ってきて、要らないといっても売りつけてきた笑。(おっちゃんの後ろにあるビンに入っている白い丸いやつ)面白いおっちゃんで、いろんなお茶を試飲させてくれたので買ってあげた。

商売上手ないいおっちゃんだった。試飲しまくって、2000円分くらいしか買わなかったのがちょっと申し訳ない。小青柑は帰って飲んだが意外と旨かった。プーアルにちょっと柑橘の香りが混じっている。

 

5日目

桂林両江国際空港へ

朝5時起きで、タクシーに乗り桂林空港へ。

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杭州蕭山国際空港トランジット

ターミナル2→ターミナル3に移動。その後、牛肉面を食べて、次のフライトを待つ。 

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関空到着して旅終了。 

 

桂林陽朔所感

・桂林の宿(Zen Tea House(桂林船舎茶椐精品客桟))はちょっと中心から離れているが、若い人たちがワイワイやっていて、それでいて掃除は行き届いていて清潔で良かった。猫もいて癒される。ローカルフードツアーはおすすめ。場所は分かりにくいので初めはタクシーで行った方が良いと思う。

 

 ・桂林は普通の都市だが、陽朔の郊外は自然豊かで良い。(陽朔の中心地も結構都会)

 陽朔中心から離れた自然豊かなところのホテルのベランダで山見ながらお茶飲んでダラダラするのが最高のアクティビティだと思う。お金があるならBanyan Tree ホテルに宿泊もありだと思う。(麗江のBanyan Treeで料理教室だけ参加したがサービスがとても良かった)

 

・都会の北京から桂林陽朔に来ると自然豊かで癒された。

・GWは中国の連休ともかぶっているので、2017年に行った麗江はとんでもない人で混雑していたが、陽朔はまだマシだった。

 

・ブログ書いていて思い出したのだが、航空券はすべてExpediaのサイトで購入した。一人10万円ぐらいで安かったのだが、桂林→杭州のフライトだけ中止になってしまって(中国南方航空!ここはよく中止する気がする)、急遽別の航空会社のチケットを購入しなおしたりとバタバタしたが、それ以外は特にトラブルはなく快適に旅行できた。

 

コロナウイルスや米中覇権争いなどで、今後中国に行き難くなってきそうな気もするが、あとは三国志史跡巡りや、カシュガル四川省福建省客家、張家界、チベットなどもいつか行きたい。中国はまだ物価が安く、メシのハズレがなくて治安も良いので旅はし易い。お金と暇があれば、新幹線で中国をぐるっと一周もしてみたい。あとは桂林から香港まで自転車で南下するのも楽しそうだ。色々とやりたいことは尽きないが、また自由に海外旅行ができる日々が戻ることを祈る。

 

 

以上