3D printerを買いました
旅行にもなかなか行けず、暇なので去年の5月ごろに
3D printerを買いましたのでレビュー記事を記載します。
購入品
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品名:3D printer
製品型番:ダヴィンチJr. 1.0 Pro X+
メーカー:XYZ PRINTING
お値段:約93,000円
選んだ理由: レーザー刻印機能拡張可能、金属系PLA拡張可能、他社製フィラメントも使用できるとのことでこちらにしました。
1万円以上安くなってますね。。
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3Dデータ作成CAD
AutoDesk製 Fusion 360 (営利目的でなければ無料)
印刷したもの
2020年半年ほど使ってみて主に収納箱などを印刷しました。
・収納箱
・マスク(結局使ってない)
・チャリのライト(CATS EYE)の補修用パーツ
・ZYBO(FPGA汎用ボード)の保護板
・マキタの掃除機の収納時の支え
良い点
・とても簡単
3D-CAD作成は2D-CADを使ったことがあれば、ちょっと触れば収納箱ぐらいは簡単に作成できるようになります。あと、STLファイルを公開している場合があるのでそれをダウンロードすれば、設計せずに印刷できます。
・作成している物が簡単な構造なのか、あまり失敗しない。(樹脂肉厚薄い形状は失敗するので、これは設計工夫が必要)
気になった点
・フタを開けたときにちょっとフィラメントを通している管に当たる。印刷しているときはフタ閉めるので特に性能面に問題はないが、フタを開けているときにフィラメントを通しているPISCOの継手にちょっと力が加わっていると思われるので、ちょっと嫌だ。
・ちょっと騒音がうるさい。マンションだと夜中回すのはギリギリアウトかも。(高さ(Z軸)調整をしている部分の駆動部からなのかキュイーーンという高音がたまに響く。高音だから壁は突き抜けてないのかな?)
まぁこんな感じで細かいこと気にしすぎるから日本の電機メーカーは良い物を作れなくなっている気もしないでもない。
その他メモ
・印刷の流れとしては、まずFusion360(CADソフト)で形状を作って、STLファイルに変換して、XYZmakerSuite(3Dプリンタのソフト)でSTLファイルを読み込んで、印刷の積層ピッチなどの設定をして印刷を押せば印刷できる。樹脂フィラメントなどは事前にセッティングする。検索したら詳細は出てくる。
・3D printerで一番危険なのは印刷後にヘラで剥がす時だと思う。まだ特にケガはしていない。サンフランシスコのTech shopの講習会のお兄さんにヘラで手を切って流血する事例があると聞いた。
・ニッパーは必須だと思う。フィラメント交換時はフィラメントの樹脂の先をニッパーで斜めにカットして、鋭利な形状にしないと奥までフィラメントを通せない。(自分のやり方が間違っている可能性もある)
・フィラメントの樹脂材料はPLA、抗菌PLAしか使っていないので、そろそろABSも試そうかと思う。Youtubeでポリカで印刷している例もあったので、時間があればチャレンジしたい。
2020年はあまり遠出できなかったので、良い暇つぶしの玩具ができて良かったと思う。収納関係は自分の欲しいサイズにカスタマイズして作れるのが良い。もちろん手間と時間を考えるとダイソーや無印で買った方が安いので、サイズをカスタマイズしたい場合に限る。2021年はもうちょっとCADを使いこなして難しい形状を印刷したい。
写真
梱包箱
3D printerは感覚的には、ちょっと大きい電子レンジぐらいの大きさです。
梱包パーツ
フィラメントも一つ入っていました。
マキタ掃除機の支え
両面テープの強度が弱くて、剥がれるので改善模索中。
マスク
マスクバンド
マスク、マスクバンドはSTLファイルが公開されていたのでダウンロードして使用した。
収納箱
収納箱 その2
薄くて高い形状は失敗しやすい。